京都試作工房
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試作実績
【京都試作ネット時の実績の一部です。】   
 
■手術用器具試作  
外資系の医療器具メーカよりの試作依頼品です。 依頼主の既製品をサンプルにして、客先からの要望を織り込みながら京都試作ネットと立命館大学の共同で開発しました。 3D-CADを使って設計し、画面を実際に客先に見てもらいプレゼンテーションするためイメージが具体的に浮かび、また要望に対する変更も目の前で行えるため迅速な意志決定が可能とりました。
また、検討プロセスで必要となるプロトタイプの試作なども画面上のシミュレーションでカバーする事が可能になり、試作コストを大幅に軽減する事が出来ました。
  
 
■教育教材製作  
.宙に浮くコマ
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.ろうそくジェット船
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磁力とコマの回転により発生する遠心力の相互作用により、コマは浮きます。
市販品でも似たようなものはありますが、種明かしが全くされていませんので現象を不思議に思っても子供達の科学に対する探求心は養えません。
このキットは簡単に内部構造を見る事ができますので原理が非常に理解しやすくなっています。
もう説明するまでもない懐かしいポンポン船です。
これを使って、固体、液体、気体、プラズマと言った物質の4態、そして温度と圧力の関係を実際に船を走らせながら説明します。
.ジャイロ飛行機
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.笛
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垂直尾翼のかわりにジャイロ円盤を使って姿勢を制御します。
回転するコマや自転車が何故倒れないか、このジャイロ飛行機を使って説明します。
この教材では音と振動の関係を勉強してもらいます。
写真のようにはじめは笛には穴があいていません。子供達が自由に穴をあけ、大きさや場所によってどのように音程が変化するのか、体験しながら学習します。
.角運動量保存則体験ツール
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角運動量保存則、聞いてみれば難しそうな法則ですが、フィギアスケートでスピンをする時手を広げたらゆっくり回転し、手を縮めたら早く回転する、この現象を体験してもらうものです。
写真のように傘の骨のようになっていますが、まさにその通りで実際の傘と違うのは取っ手を持っていても、上の部分は自由に回転する所にあります。
そして回転させながら傘を広げたり、すぼめたりして回転数の変化を確認します。
この教材は他の教材のように見本となるものがなくて設計に苦労しましたが、ビニール傘をヒントに作りました。 構想段階でのプレゼンは実際に傘を改造してパフォーマンスを行い、お客さんの承認を得ました。
 
 
    
 
■花灯路 和紙作品 『光華』  
.光華
 
仕上がってみれば何の変哲もない外観ですが、デザイナーの要求は非常に厳しくLEDやその発光に必要な電源用のケーブルは一切見せてはならないと言うものでした。
筒の中に入っている和紙製の花の中にはLEDが仕込んでありますが、ケーブルはその細い茎の中を通って配線されています。
また、蓋の内部にもUV光を発光するLEDが仕込んであります。このLED用のケーブルは取っ手としてデザインされています角パイプの中を通って配線されています。断面形状が長方形の角パイプは一般に流通していませんでしたのでこれを探し出すだけでもかなりの時間を要しましたが、IT技術を駆使して何とか見つけ出すのに成功しました。
  光華
 
   
 
■マリアの風プロジェクト  −縦型風力発電機開発−
.縦型風力発電機開発
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京都試作ネットメンバー企業である生田産機工業と三菱重工業高砂製作所が共同で開発をしました。生田産機工業には流体力学のエキスパートがいて、彼を中心にエンジニアリンググループが形成されました。プロペラの設計に関しては従来の横型タイプではなくオリジナルの縦型翼を設計し独自性を出すのに成功しています。具体的な生産設計、加工、組立は京都大学のインターンシップ受け入れにより学生達に作業させ実際の生産現場における技術者としての実態も体験してもらえる事が出来ました。この風力発電機はボリビアに寄付される予定です。ボリビアの女性は「マリア」という名前の方が多く、そこからこのプロジェクトは「マリアの風」と名付けられました。
縦型風力発電機開発
 

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